約 1,346,779 件
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2654.html
スケバン刑事III 【すけばんでかすりー】 ジャンル アクションRPG 対応機種 ファミリーコンピュータ メディア 1MbitROMカートリッジ 発売元 東映動画 開発元 ショウエイシステムベアーズ 発売日 1988年1月22日 価格 5,300円 判定 クソゲー ポイント FC初のドラマ原作ゲーム原作再現度ほぼゼロ理不尽な難易度設定奥行=高さやたらと長いパスワード 概要 システム 問題点 アクション・ゲームバランス その他 評価点 総評 余談 概要 テレビドラマ『スケバン刑事III 少女忍法帖伝奇』を題材としたアクションRPG。風間三姉妹が、日本の支配を企む忍者集団「影」に立ち向かうという設定。 『III』とはドラマシリーズの3作目を題材にしたためそれをそのまま冠しているだけでゲームシリーズとしての3作目という意味でなくファミコンでは初作品である。 また、本作はテレビドラマを題材にしたゲームという意味でもファミコン初という歴史的な作品だが、残念ながら完成度は非常に低い。 ちなみにスケバン刑事のゲームとしては、他にセガマークIIIの『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』がある。 システム トップビューステージとサイドビューステージがあるが、十字キー+2ボタン(攻撃、ジャンプ)という動作は共通。 ゲーム上で一度に操作できるのは三姉妹のうちの誰か一人のみ。 他の二人のどちらかに交代するには、スタートボタンを押してメニュー画面を呼び出す。 忍法はメニュー画面で使うものをAボタンで指定し、メイン画面に戻ってからABボタン同時押しで使う。 交代するたびにパスワードコンティニューに必要なパスワードが表示される。 敵を倒すと経験値が蓄積され、規定値に達するとレベルが上がる。体力上限、攻撃力が上がり、使える忍法も増える。 問題点 アクション・ゲームバランス ジャンプは出来るが、このゲームの奥行きと高さは同じ扱いであるらしく、ジャンプすると画面上方にいる敵に攻撃を当てる事が可能。また、不用意にジャンプすると画面上方の敵の攻撃に当たる。 敵の配置には一切気を使われていない。画面左右から、一度に2体までではあるが、無限に出現する、いわゆる垂れ流しである。 プレイヤーは4方向にしか動けずジャンプも真上のみ、攻撃は障害物に遮られるのに、敵は8方向に移動し、攻撃も障害物を貫通してくる。 マップクリアまでの距離はむやみやたらに長い。プレイヤーの移動速度の遅さとあいまって、プレイしているとストレスが溜まりがち。 マップ上の電話ボックスで「テレホンカード」を使う事で、暗闇指令から情報を得る事は出来る。しかし、ゲーム中に得られる情報量は極めて少なく、かつ断片的なので次に何をするべきかが非常に分かりづらい。 マップ上には川があるが、落ちれば残りHPに関わらず即死。何故か噴水に落ちても即死。 サイドビューステージには、ピョコピョコ動く白い釘の頭のようなものや、先端が赤いネジのようなものがあるが、これらのよく分からない物体は触れるとダメージを受けるトラップである。 ここでも敵は垂れ流しで、場所によっては画面上から降ってきた敵がボトボトと水(穴)に落ちていくというシュールな光景を拝める。 その他 タイトル画面には風間三姉妹がアニメ調で描かれているが、全く似ていない。 ゲーム開始直後は街を舞台としたトップビューのステージだが、背景のビルの遠近法がおかしい。 パスワードは73文字と無駄に長い。レベル、経験値、アイテム、HP、ステージ、倒したボスのみ記憶されるのに、そこまで長くする必要性があるのか疑問。 26字-26字-21字の3行構成で途中での区切りもないため、確認しづらい。大抵のゲームは大体5文字以下の単位で区切りが入っていたのでまったく気が利かない。 エンディングはスタッフロールに、右下にヨーヨーのカットが申し訳程度に表示された1枚絵のみ。クソゲーに見返りを求めてはいけないという教訓を思い知らされる。 評価点 三姉妹がヨーヨー、折り鶴、リリアン棒を使える所だけは一応原作を再現している。 ただし、グラフィックが違うだけで武器の性能に差は無い。 BGMの出来はそれなりに良い。 総評 雑に作ったとした思えないゲーム。スケバン刑事IIIが大好きだ、という人ですら本作を楽しむのは難しいだろう。 余談 ドラマのテレビレギュラー放送は少し前の1987年10月一杯を以て終了していたものの1988年2月11日に劇場版『スケバン刑事 風間三姉妹の逆襲』公開が控えていた。 つまり本作の発売からわずか20日程度でしかなく、ここまでザツな作りになったのは、リアルタイム商品展開のチャンスを逃すまいとしてこれに間に合わせることに的を絞って駆け足で開発を急いだせいということもあり得る。 ゲームそのものが相当ザツに作られている割にCMは、ドラマの映像こそないものの専用のアニメで作られており、迫力あるアクションでなかなか凝っている。 前年4月発売の『北斗の拳2 世紀末救世主伝説』9月発売の『SWAT』同様に、ここは相当な力の入れようが感じられる。ゲーム画面は断片も出てこないが、これは出さないで正解。 + CM
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2177.html
ノットトレジャーハンター 【のっととれじゃーはんたー】 ジャンル 3Dアドベンチャー 対応機種 プレイステーション 発売元 アクティアート 発売日 1996年12月20日 定価 5,800円 判定 クソゲー バカゲー ポイント 単体ではクソゲーだが笑いどころ満載スーツ姿で遺跡探索する紳士劣悪な操作性と事故死要素水増し極まりないマルチED素手でトカゲを蹴り倒す紳士ヘタレシャア紳士 概要 特徴 単純な問題点 バカゲーたる所以 評価点 惜しみなく起用された著名人 その他 総評 余談 概要 私の名はジェームズ・アークライト。イギリス人だ。学生時代にマヤ、インカなどのいわゆる「古代文明」の魅力に取り付かれた私は、29歳になった今でも、その謎を解き明かすために様々な遺跡を探索している。ただ、世の中にはそんな魅力あふれる遺跡を金儲けの道具としてしか見ていない輩がいる。一般的に「トレジャーハンター」と呼ばれる連中だ。奴らは遺跡に眠る財宝を持ち出しては金に換えているのだ…。おっと、私をそんなトレジャーハンターと一緒にしないでほしい。私の目的は純粋に古代神秘の追求にあるのだから。 スーツとキックで未知の神秘に挑む、英国紳士による英国紳士的な英国紳士のアクションアドベンチャーここに開幕! ※一部のPS2では起動しないor動作が安定しない不具合が確認されている。 更にPS3本体ではゲームは起動してもセーブ時に確実にフリーズを起こす不具合も確認されている。 プレーする際はPS1本体を必ず用意しておこう。 特徴 妙な信条を持った英国紳士の冒険家・ジェームズを操作して洞窟を探検する、マルチエンディング形式のアクションアドベンチャー。 変わったタイトルの由来は「主人公は遺跡から宝を漁って飯の種にするのではなく、遺跡から古代の謎を解き明かすことを生き甲斐としている」。即ち「金目当てのトレジャーハンターではない」という主人公の信条からのようである。文法間違えてるのは良いのだろうか。未知の洞窟にスーツ姿で入り込むというのはむしろ探検を舐めているとしか思えないとかいうのは禁句 単純な問題点 ゲーム性の薄さ 「エンディングが50種類以上」と謳われているが、実際は選択肢ミスによるバッドエンドもカウントしただけ。本作を100%クリアしようとすると、その細かな差分をダラダラ埋める作業に費やされる。 ただグッドエンディングを見るだけならそこまでボリュームは無く、ソフト一本の内容としては非常に薄い。 その上、ゲームオーバーの度にタイトルに戻され、メモリーカードもロードし直す必要がある。このため、異なる選択肢を選び直すだけなのに数十秒待たされ、テンポが悪い。 この点はかの『デスクリムゾン』にも似ているが、本作はゲームオーバーになる事が目的である分、ある意味余計タチが悪い。 既に見たEDに到達すると判断した場合、本体のリセットボタンを押した方が早い事も。 全EDをコンプリートすると隠しEDが流れるが、その内容はアクティアートの社内をそのまま撮影したホームビデオである。 劣悪なインターフェース周り やたらとロードが長い。しかも移動中だろうが平然とストップ ロードが入る。 操作性が最悪。アナログスティックがない時代なので、スラスラ移動するのが困難。 そのため、敵に殺されるよりも崖に落ちて死ぬ事の方が多い。そのぎこちない走りは某実況動画にて「ダバダバ走り」と例えられた程。 方向キー2回押しでダッシュが可能だが、判定がシビアで思ったように反応してくれない。 当時はポリゴンによる3Dムービーが大流行していた時期であったが、本作のグラフィックはかなり粗くカクカクである。 シナリオ間の凄まじい格差 本作のシナリオは大きく分けて「謎の洞窟編」「キャプテンゴールド編」「時の繰り返し編」「マヤの墳墓編」「アマゾネスの村編」の5つに分岐し、それぞれに細かい分岐が存在する。 前述した隠しムービーの条件になるEDは全57種類だが、そのうち28種類がキャプテンゴールド編に、21種類がマヤの墳墓編に集中しており、残りはアマゾネスの村編が4種類、時の繰り返し編と謎の洞窟編は各2種類のみ。 謎の洞窟編はグッドエンドが存在せず(3秒EDと別ルート序盤の選択ミスのみ)、時の繰り返し編は内容が異様に薄いため、残りの3本がメインのルートとなる。 これら3大シナリオの分岐は何故か序盤に出てくる敵を倒すか無視するか等の一見関係なさそうな条件がフラグになっている。該当の敵は演出と共に現れ襲いかかって来るので無視して先に進める事に気付きづらい。 キャプテンゴールド編はグッドEDもバッドEDも数が多いが前述した通り選択肢による微妙な差分で水増ししている。ちなみにグッドEDが15種類ある内、10種類がこのルートの物である。 後述するが、このルートのみ内部パラメータの増減によってシナリオが微妙に変化する為、他のルートと比べてEDを埋めるのが面倒。 シナリオ自体は同じキャラでもルート毎に立場が変わるなど他のルートよりも展開はやたら幅広い。とは言え流れは「カルミスとのエレノアの奪い合い」のワンパターンに集約されてしまうが。 マヤの墳墓編はED数こそ多いがグッドEDは1種類のみの完全な一本道シナリオ。 20種も存在するバッドEDの殆どが謎解きや会話で不正解を選んだ時の物で、しかも不正解の選択肢ごとに1つづつ用意されているという無駄っぷり。面倒なフラグこそ無いが埋めようとするとかなり疲れる。 アマゾネス編はグッドEDが3種類、バッドEDが1種類という構成だが…… グッドEDの分岐条件はシナリオ最後の村娘との会話での選択肢一つのみ(しかも選択肢自体は「また来るよ」などの他愛もないもの)で、こちらも実質一本道でしかも展開の少なさはマヤ編以下という有様である。 ちなみに道中にはどっちを選んでも同じ展開になるか、選んでも話が進まず選び直しになる無駄選択肢がやたら多い。そして選択肢ミスによるバッドEDも存在しない(*1)。ADVとしてそれでいいのか。 最も酷いのは時の繰り返し編で、グッド、バッドが各1種類のみ。登場キャラもジェームス以外は画面に写りすらしない謎の声のみで、たった一部屋で話が完結してしまう。 シナリオは条件を満たしてすぐ終わらせるか何度かループを発生させて死ぬかという薄さで、もはや何のために存在してるかも分からない。ここを作る容量や労力を他のルートに割いた方が良かったのでは?とすら思える。 それぞれのルートはいずれも毛色は異なっておりシナリオも(時の繰り返し編以外は)それなりに出来ている為、1本の作品で様々な物語を楽しめる様にしようという意図は見えるが、キャプテンゴールド編ばかり無駄に展開が多様かつ複雑で他は乏しいというアンバランスな結果となっている。 主役以外の演技は棒読み 後述の評価点の通り、池田氏の演じるジェームズと塩沢氏の演じるカルミスをはじめ著名人を起用していることで知られているものの、それ以外のキャラはほぼ無名声優で基本的に棒読み。スタッフロールから察するに代々木アニメーション学院の卒業生を起用しているのだと思われる。 特にジェミーというキャラの声優は声が妙に野太かったり発言の最後に不自然に間を置いて「だわ」とつけるなど際立って低レベル。 バカゲーたる所以 強力過ぎる英国紳士パンチ・キック 外れているはずのパンチ、キック攻撃が敵に当たる。全然別の方向向いててもHIT。拳銃などの武器も手に入るが、素手の方が強力で、無理に使う必要は無い。 あまりも強力なため、ディープなファンからは「英国紳士パンチ(キック)」の愛称が付けられている。 『ホームズ』といい、ゲーム界の英国紳士は「素手喧嘩(ステゴロ)」が信条なのだろうか? キャプテンゴールド(の亡霊)との戦闘では、自動的に落ちていた剣を装備して剣同士での決闘というシーンになるが、律儀に剣で戦うのは罠でしかなく、無視してキックを連発した方がいいという始末。 おバカなゲームコンセプト 「1プレイ5分のお手軽アドベンチャー、遊ぶたびに物語が違う」が売りであったが、ストーリーがあまりにハイテンポすぎて呆気に取られてしまう。 例 女「道に迷ったので出口まで案内してください」→10歩ほど歩く→女「出口だわ!」 ちなみに最短でEDを見るには、ゲームスタート→遺跡に入る→入ってきたところから出る→どこからか矢が飛んできて胸に刺さる→エンディング。…この間僅か3秒である。 洞窟に入ってすぐにトカゲ(リザードマン)が襲い掛かってくるが、その時の行動で行き先が変わる。 英国紳士キックで倒すのも良いが、放って先に進むと勝手に穴に落ちて自殺する(通称鬱トカゲ)ため無視するのもアリ。しかも前述した通りここでトカゲを見殺しにする事やそもそも出現させない事がシナリオ分岐のフラグとなっている。 他にも、途中で見つけた遺体をどう扱うかなど、細かい行動でストーリーが分岐する。何故それで分岐するのか意味不明なものも多数。 紳士的な行動や、紳士らしからぬ行動をとると増減する内部パラメーターが存在しており、これにより選択肢の数や内容が増えていく。 選択肢を全て開放するのは意外と面倒だが、実は隠しコマンドで全開放可能。 なお悪方向に傾くと選択肢が増えるのは後述のネタ選択肢のおかげで有名だが、その逆で善方向に傾くと出現するエンディングや選択肢が存在する事はあまり知られていない。悪選択肢も同じだが、このシステムに気づけないとED埋めが困難、または隠しコマンドに頼る羽目になる。 その選択肢も無駄に多彩。敵に勇ましく立ち向かうものもあれば、情けなく命乞いをするものや、明らかに無駄な行動も。 特にはっちゃけたものになると、女性がトカゲに襲われている場面にて「(トカゲと)共に女性を攻撃する」。別の女性が怪物を倒すのを目撃した後で「今度は私が相手だ」。いや、なんで!?後者については「トレジャーハンターが好きではない」ということでまだ納得はできる…のだが、本当に襲い掛かると刺し違えられてジェームズが死亡する。 マヤの遺産編の終盤の展開が、奥に隠されていた石仮面をライバルであるカルミス(悪役)が被ったことで不死身の怪物となるという清清しいまでの『ジョジョの奇妙な冒険』のパクリ展開を見せてくれる。マヤの石仮面という設定や石仮面のデザイン等言い逃れが出来ないレベルである。 さらに、決着のつけ方もジェームズが銃撃を受けるもペンダントに当たって無事だった為、そのまま死んだフリをして、「気絶しているだけかもしれん。死んだかどうか確認せねば」と言って近づいて来たカルミスに不意打ちを食らわせるというこれまたジョジョ第3部を彷彿とさせるノリ。 ちなみに、ジェームズ自身が仮面を被って自ら人間をやめることもできる。 カルミス役の塩沢氏も実は あのクソゲー(のCM)で元ネタの張本人を演じたことがある 。流石にスタッフも意識しなかっただろうがクソゲー同士は惹かれ合うのかもしれない。 キャプテンゴールド編の終盤ではエレノアという宝石箱を巡ってカルミスと対決するのだが、勝つ方法が「エレノアが開封された際の閃光を利用して逃げる」というトリックを複数のエンディングで流用されている。 ちなみにカルミスの部下はサングラスをしているのに閃光で視界を奪われる。 その他おバカな点 水の中に入ると崖から落ちるのと全く同じ速度で落下してゲームオーバーになる。その液体はオイルか何かですか? というか探検家なのに泳げないというのはアウトだろ… どうやらジェームズはカルミスに「ジェームスは泳ぎが苦手なはずだ」と言われる程に有名なカナヅチらしい。もっとも泳げないにしても水に入った際の死に方は不自然すぎる。 何かと演出があるたび「デェーン!!」とBGMが入り込むため、それだけで笑えるという声も。 データロード画面の決定音が何故か銃声。 ご機嫌なカントリー調のBGMから突然響く銃声で不意打ちで笑える。 ダッシュモーションが前述通り妙にダバダバしており、走る姿だけでも笑いを誘う。 評価点 惜しみなく起用された著名人 こんな内容なのに主役クラスの声優やキャラクターデザインにBGMの担当者は無駄に豪華。おまけにほぼフルボイスと言う豪華仕様。この時期のPSタイトルにありがちな傾向である。 主人公ジェームズがまんまシャア 主人公ジェームズの声はかの『機動戦士ガンダム』のシャア・アズナブル役で有名な池田秀一氏。しかも容姿は金髪オールバックという劇場版の『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』時代のシャアの容姿まんまである。狙ったとしか思えない。 今作はほぼフルボイスなのでどんなに間の抜けた台詞だろうとも、「(女を見捨てて)私だけでも助けてくれ!」「で、でたー」などの情けないセリフも容赦なくシャアボイスで喋ってくれる。 その中でも上記の「共に女性を攻撃する」の選択肢を選んだ際は必見。シャアなら死んでも口にしないようなはっちゃけた声で「私も仲間に入れてくださーい!」と言い、女性を蹴った後に頓狂な声で「おやぁ?」と喋る一連の行動は声との違和感も合わさって腹筋崩壊レベル。ちなみに女性は戦闘シーンに入るまでもなく英国紳士キック一撃で即死する。 一応フォローしておくとネタまみれという訳ではなく、紳士らしい選択肢を選べば氏の二枚目演技も堪能できる。数あるゲームの中でも、ここまで池田秀一ボイスの極端な演技が堪能できるのは本作くらいではないだろうか。ちなみに主人公が前述の通りもろにシャアを意識したキャラだが、流石にシャアの名言を口にしたり等はしないので、そこは期待しないように。 その他起用された著名人 敵対するカルミス役は『北斗の拳』のレイや『機動戦士ガンダム』のマ・クベ大佐などでも知られる塩沢兼人氏(*2)。 そしてイラストは小説『グイン・サーガ』シリーズや『Wizardry(ゲームスタジオ監修版)』『フロントミッション セカンド』などを手掛けたイラストレーターの末弥純氏。 また見落としがちだが、BGM担当は1996年5月に解散したメジャーレーベルバンド「Human Soul」の藤野和良氏。こちらの品質もゲームの出来の割には無駄に壮大であり評判は上々とか。 BGMの作風は映画調のオーケストラ風楽曲となっており、冒険・洞窟探検の雰囲気には合っている。上記通り「デェーン!!」が笑えるのだが。 その他 ストーリーや謎解き自体は最低限練られており、プレイヤーの意表をつく展開や丁寧な伏線回収もところどころ存在する。 例えば、マヤ編中盤の謎解きはプレイヤーがきちんと知恵を絞ることで突破できる内容になっている。 もっとも上述した通りボリュームはそこまで多くないため、満足感が得られるかどうかは別であるが…… 取扱説明書の文章がジェームズの手記のようになっており、読んでみるとなかなか面白い。 目次前のごあいさつを除きすべての文章がジェームズの視点で描かれており、一人称も「私」かつゲーム内での口調も意識しておりなかなか凝っている。 攻撃の解説で「殴るなんていうのは私の趣味じゃないが」と書かれている割に前述通りキックが異常に強いのは笑える…かもしれない。 総評 純粋にゲームとして見ればクソゲーと言わざるを得ないような完成度だが、笑える要素が目白押しである。 特にガンダムファンであれば、このシャア似の男がシャアの声でシャアが絶対に言わないセリフを言う光景は絶大な破壊力を持つことだろう。 声優ファンやガンダムファンがネタで盛り上がること必至のゲームである。 サクッとプレイ可能、笑い所満載、現在は「出来の割には」値段が高騰してしまったが、それでも笑えるクソゲー入門としては最適である。 余談 今作に限らず、96年前後にはこうした「ポリゴンを使えば売れる」「喋らせれば売れる」「大物を起用すれば売れる」「お手軽なら売れる」といったタイトルが散乱していた。それだけPS1が世間に与えたインパクトは大きかったのである。本作もまた、そんなバブルに乗っかる形で一発儲けようと企てられた末に産み出されたゲームなのかもしれない。 しかし今作を発売したアクティアートは本作のみを発売した後に解散してしまった。上記のことからも「大物3名へのギャラを払うので精一杯だったんじゃないか」という憶測もある。 全EDコンプリートの際に流れるキーワードを送るとクリア記念グッズ(末弥純のイラストタペストリーと終了認定レリーフ)が当たるという内容のキャンペーンが施行されていた。 Amazonでは一時期14円(『SDガンダム G-CENTURY』よりは高い)という破格の値段で売られていた。 プレイ動画などを含め、ネタゲーとしての需要が高まったため現在では中古のPSソフトとしては比較的高めの値段になっている。 シャア似のジェームズに対してライバルのカルミスは「ONE PIECEのサンジに似ている」と言われることもあるが、ONE PIECEの連載より今作発売の方が先である。 AT-Xで放送されていたゲームバラエティ「ヘカトンケイルの選択」のゲーム紹介コーナーで本作が紹介されたのだが、ゲームの版権がどこにあるかわからないため画面を映せないということもあり、メインMCの中村悠一氏が画面を見て感想を述べるというシュールなこととなってしまっていた。 似たような事例は同じゲームバラエティ番組の「東京エンカウント」でも行われており、こちらではトイレキッズなどが紹介されていた。
https://w.atwiki.jp/asagaolabo/pages/730.html
乙女コース 【おとめ】 これがポップン流女の子?なラブコメチック乙女チックロマンチックセレクション! ポップンミュージック7に登場したエキスパートコース。 インターネットランキング対象のコースの1つ。 ステージ 楽曲 9ボタン 5ボタン 譜面 レベル 譜面 レベル 1 チアガール H 28 5b 7 2 プレシャス 20 8 3 ミスティ 27 8 4 サニー 25 10 合計 100 37 平均難易度 25 9.3 女性ボーカルで乙女ゴコロ満載の曲を集めたコース。 とにかく一番の強敵であるチアガールが最初からある以上、油断禁物。 縦連打でじわじわとゲージを削られやすいので、ゲージを残すことに努めたい。 2曲目は確実にゲージを回復させて、3,4曲目に備えよう。 4曲目は案外意地悪な構成をしているが・・・。 AC7のコースのため4速までしかこのコースでは使うことができなかった。 それゆえにハイパーでスコア狙いとなるとどれもbpmがあまり速くなく中々凶悪といえる。 特にミスティHはgoodがでまくり、サニーHやチアガールHでは思わぬミスを多発するという可能性があるかも。 うわべのイメージとは裏腹に癖のあるコース。 バナーが可愛いのでぜひ公式ページで見ておきたい。 スコア狙い なんといっても縦連打が多いチアガール。 S-RANDOMの環境がないバージョンでスコアに直結するため、これによっていかにコースのスコアが左右されていたかがわかるのではないだろうか。 ミスティは判定がきつく、さらにリズムもそれなりに癖があるので地力が必要。 5ボタンはこれといった難所はなく、高スコアが期待できるコースの1つ。 関連リンク 男コース エキスパートモード エキスパートコース一覧
https://w.atwiki.jp/risouotome/pages/17.html
22 :名無しって呼んでいいか?:2011/01/22(土) 21 30 23 ID ??? コメディタッチじゃなくてシリアスっぽい女教師ゲー 昔の「魔女の条件」?っていうドラマ風のがいい 教師と生徒って言う立場に苦悩して障害もあってそれでも止められないみたいな… 学校にいる間とか授業中とか人に知られないように視線を交わすとか、攻略キャラの生徒がめっちゃガン見してくるとか 静かに激しい恋愛物がやりたい 攻略対象はベタに3年生徒会長、2年一匹狼か不良っぽいの、1年ワンコ系かな? 他に主人公の彼氏か元彼、同僚? 誰かヤンデレ化してくれると嬉しい 生徒側がだんだん行動が堂々と周囲にバラそうとするかのように大胆になってくるとか ざっくりとしすぎてるけどこんな感じのゲームがやりたい とりあえず人前で告白とかキスするとかもう嫌なんだ バレてはいけないハラハラ感とか立場の苦悩とかがしっかりしてるのがやりたい 隣板かで悩んだんだけどエッチ描写がハッキリしてない方がいいかなって思った 直接的な表現じゃないけど妖しい感じで
https://w.atwiki.jp/dtmoe/pages/100.html
乙女心 歌詞:りふれ 楽曲:5-524 可愛い仕草も 甘え方も得意じゃないから 素直になれないよ あなたが好きだと 言えたなら新しい自分に なれるかもしれない どうして貴方の傍にいると こんなにも鼓動が邪魔するの? 赤くなっちゃう頬を隠して 潤う瞳をあなたに向けて悪戯してみる乙女心 きっと明日は明るいから 未来もきっと輝いてる 信じて真っ直ぐ進もう 想いは絶対届かせる 不器用な愛だけど 優しく抱きしめてね 好きだよ 好きだよ 好きだよ 大好きなんだよ どうして貴方の隣にいると 空回りしてドジっちゃうのかな? 本当はこれで精一杯 伝えてるつもりなんだよ素直になれない乙女心 きっと明日も一緒だから 未来もずっと一緒だから 確かめて隣を 想いは絶対届かせる 不器用な愛だけど 優しく抱きしめてね 好きだよ 好きだよ 好きだよ 大好きなんだよ
https://w.atwiki.jp/nejitu360/pages/23.html
お時間がある方はこちらに自分がプッシュしたいクソゲータイトルと具体的な酷いところを挙げてください -- (既にその名前は使われています) 2008-11-04 16 28 10 『ジャンライン』一回起動したきりで二度と起動する事がないであろう2008年度初のソフトです。POL麻雀と同じ会社なのにマチャアキより下の麻雀ゲームが来るとは思いませんでした。 -- (既にその名前は使われています) 2008-11-04 16 36 05 『アーミーオブトゥー』 どこがクソって挙げづらいけど間違いなく買って損したと感じたソフト。 アジア鯖なのも良くなかったけどそれ以前にすべてが悪かった -- (名無しさん) 2008-11-04 18 17 47 ダークセクター 発売前までは対戦がGoWのように面白いだろうとwkwkしてたら、どのモードでもモッサリ。しかも何でやられたかわからない。部屋を募集して集まった人と1時間もやらなかったゲームは初めてだった。 -- (名無しさん) 2008-11-04 19 42 43 『ストラングルホールド』ローカライズがんばっちゃってCM経費が無いからニコ動のみなさんつくってくだしあ;;という発売日直後から謎のキャンペーンを開始し、購入するか迷っていた人間の動力を止めた事は記憶に新しい。またしてもオンラインは日本のみとなり、本当に人がいない。人がいてもつまらない。そもそもルールが説明書で補填されてないのでわからない。とクソゲー三原則を忠実に守ったゲームの出来はクソゲーマイスター達でも楽しめなかった。 とは言ってもあくまでオンが酷すぎるだけでオフはいきなり理不尽にあがる難易度を意識しなければなかなかの良ゲー。映画ファンにもたまらない一作となっているが、2008年度なんでオンライン要素をつけたのかさっぱりわからないで賞があるとしたら間違いなく授与できるソフトだと思う。 -- (名無しさん) 2008-11-05 13 25 27 『ドラゴンボールZ バーストリミット』 ロード中の玉転がしの方が面白かった。ファンディスクとして見れば許せる、のかなぁ。 -- (名無しさん) 2008-11-06 11 45 45 『(前略)XI』もう玉出し放置はいやだお。 -- (名無しさん) 2008-11-14 23 13 38 ダークネスの名前がないと思ったけど、あれが酷いのはオンだけだったシュッシュッ -- (名無しさん) 2008-12-10 09 48 56
https://w.atwiki.jp/kotye/pages/217.html
元ページ 概要が概要レベルじゃなく長かったので色々カットした。もう少し誰か削って要素だけにして欲しい。 - 名無しさん 2011-11-27 22 24 50 やってみたがエロシーンを語ってる場合じゃねえって感じだったな。久しぶりの良クソゲーだった - 名無しさん 2011-11-28 12 31 37 良クソゲーってなんだw しかし、正直なところ同意できるから困るw - 名無しさん 2011-11-29 00 11 09 装備品の説明と実際に上げるステが違ってる物もあるよなぁ 萌先輩のマジックステッキだったっけ? 速さ+100ついてたり - 名無しさん 2011-11-29 02 33 29 場外謎解きワロタwww - 名無しさん 2011-11-29 03 42 41 ラスボスは野生じゃ出ないぞ。バグだけど、ボスと戦闘中にタイトル→ロード→敵出現になると出るだけ。sealスレではとっくにわかってるのに便乗した馬鹿が知らずに騒いでるだけ。つまり選評書いた奴も多分プレイしてない。だがクソゲーには同意 - 名無しさん 2011-11-30 12 23 16 ↑この選評はスレ内の意見を選評っぽくまとめたもので、書いた人間は別に便乗したわけでもなんでもないし、おそらく出現条件も分かってるけどネタのために削ってるだけだろ。便乗した馬鹿と言い切るなら過去スレで流れぐらいチェックしとけ - 名無しさん 2011-12-01 06 23 26 長いwww - 名無しさん 2011-12-03 22 39 18 面白そうww - 名無しさん 2011-12-11 19 16 12 淫刻の虜姫(バグでクリア不可)といいメーカーで賞があったら与えたいレベルだな - 名無しさん 2011-12-13 17 42 19 最大HPあがる装備つけてもメニューの回復アイテムでその上がった体力分まで回復してくれない。何の意味があるんだこの装備 - 名無しさん 2012-01-03 16 48 49 ↑ああ、それなら休憩所で休めばMAXまで回復するよ。 バーに反映されないから、攻撃食らってもあれHP減ってねぇとかなるけど気にすんな。 - 名無しさん 2012-01-08 15 17 36
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4726.html
バーサスヒーロー 格闘王への道 【ばーさすひーろー かくとうおうへのみち】 ジャンル 2D格闘 対応機種 ゲームボーイ メディア 1MbitROMカートリッジ 発売元 バンプレスト 発売日 1992年8月7日 定価 3,980円 判定 クソゲー ポイント ファミ通レビュー13点薄すぎる内容糞BGM超もっさりアクション コンパチヒーローシリーズ 概要 あらすじ 内容 問題点 賛否両論点 評価点 総評 余談 概要 ガンダム、ウルトラマン、仮面ライダーのSDキャラが大活躍するコンパチヒーローシリーズのひとつ。 空前の格闘ゲームブームに便乗しようと、バンプレストが世に送り出した格闘ゲーム『バーサスヒーロー 格闘王への道』。 騎士ガンダム、ガンダムF91、ウルトラマンタロウ、ウルトラマングレート、仮面ライダーV3、仮面ライダーBLACK RXが所狭しと戦う格闘ゲーム…なのだが、その実態はあまりにもお粗末なものだった。 あらすじ 宇宙で一番強いヒーローは誰だ?平和を脅かす悪と戦い続ける正義のヒーローたちであったが、密かに誰が本当に一番強いのか心の中ではいつかその答えを出したいと思っていた。正義の味方といえども、それはそれ、自分なりにプライドがあるのだ。そして、宇宙のある場所でヒーローたちが集まり会議が行われた。そこではヒーローの中のヒーロー、「格闘王」を決める異種格闘技大会開催決定の決議が満場一致で採択されたのだ。試合はシングル戦やタッグマッチ、果ては団体戦と様々な形式がとられ、まさにヒーローナンバー1を決めるにふさわしい、豪華な内容となった。会議の後、すぐさまヒーローたちは自分の得意な格闘技を研くために修行を開始、いよいよ壮絶なバトルが始まる!! (以上、説明書より抜粋) 内容 プレイヤーは通信対戦かCPU戦かを選び、更にタッグマッチ・シングルトーナメントのどちらかを選び、ヒーローを戦わせる。 戦闘画面ではHPバーの中央にゲージバーがそれぞれ表示され、時間経過とともに貯まっていく(全部貯まったらまた0になる)。攻撃をヒットさせるたびにたまっていき、満タンになったらセレクトボタンを押し、必殺技を放つことが出来る。 問題点 操作性が悪すぎる。 ヒーローたちは1歩歩くのに1秒かかるというかなりもっさりした動きで、ボタンを押しても動くまでにタイムラグがある始末。 SDキャラだけあって手足のリーチがあきれ返るほど短い。こればかりは仕方ないが…。 ジャンプなどしようものならたちまち返り討ちに遭う。 さらに、攻撃が命中するたびに処理落ちするため、ただでさえこのようなクソ戦闘がフリーズしまくり、ゲームテンポを更に絶望的に遅くしていく。 投げ技はそこそこ派手で使いやすいものの、立ち技は殴り蹴りしかない。 そのため、ひたすら連打しまくるだけの単調なゲームになりがちであり、通信対戦ではさらに両者の連打によりゲームテンポが地獄と化す。 ボリュームが薄い。 ストーリーがなく、キャラが6人の格闘ゲーム。難易度選択の類もない。タッグシステムと言う特徴的なモードもあるが、楽しみ方が大きく変わる訳でもない。はっきり言ってすぐ飽きる。 BGMがやたらビリビリうるさく、格好よさの欠片もない。 SEも時代のレベルを鑑みてもみすぼらし過ぎるとしか言いようがない出来。 賛否両論点 格闘スタイルの選定が、元ネタと関係がない。 とはいえ、コンパチシリーズはそもそもシリーズ第一作が『SDバトル大相撲』であり、あらゆるヒーローがマワシを締めてパッケージに描かれていた世界観である。必殺技では容赦なく武器を使うのも、やはりSDバトル大相撲と同じ。 そもそもコンパチシリーズの作品で世界観に突っ込みを入れるのは、はっきり言って的外れだろう。 ちなみにSDバトル大相撲でメインとして描かれていたのはνガンダムである。本作の主役格であるF91が相撲を流派としているのは、原点回帰と言える。 評価点 一応、キャラのグラフィックは良好。 ダメージを喰らって涙を流したりするグラフィックは今見ても非常に可愛い。 技のコマンド入力が非常に簡単。 そのせいで滅茶苦茶単調なゲームになっているが。 タッグバトルシステムという独自のシステム。 プロレスのタッグマッチのように、キャラをチェンジしながら戦える。 2人用ではなんと3対3で戦える。これは珍しい。 総評 ファミ通レビューではあの『ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦』(20点)をも下回る (4・3・4・2) の13点という低得点を獲得した事で、悪い意味で有名な作品。 ファミ通クロスレビューにおける13点とは、7年後にPS『修羅の門』が発売されるまでは最低記録、現在においてもワースト2位タイ。『ガソバルガー』や『デス様』といった伝説のクソゲーに並ぶ得点である。また、個別得点の2点についてもワーストタイで、滅多な事では出されない得点である。 とはいえ、実際の所は13点を付けるほど酷い出来と言う訳でもない。操作性の悪さやボリュームの薄さは否定出来ないので、断じて面白いゲームと言う訳ではないが。 言わば凡庸なクソキャラゲーと言う所であり、「13点を付けられたゲームならさぞや酷いのだろう」と言う期待でプレイしても、それはそれで期待を裏切られる事になるだろう。 余談 バンプレスト改めバンナムは、2013年に『HEROES VS』というコンパチヒーローシリーズの格闘ゲームを発売したが、そちらになくて本作にあるものはタッグバトルシステムくらいのものであり、よほどタッグバトルがやりたい人以外はこんなゲームに手を出す必要もないだろう。
https://w.atwiki.jp/dankatsu/pages/313.html
戦乙女(いくさのおとめ) 概要 魔戦士の上級転職ツリーの一つで女性限定の職業。 下級職時代よりも単騎能力が向上した職業であるが、『魔装共鳴』を持つメンバーと組ませるとさらに強力になる。 職業特性 SUP:33 制限:? 役割適正 :物理アタッカー 武器適性 :片手剣・片手斧(?) 防具適性 :軽鎧 特殊装備適性:— 発現条件 ①魔戦士LV75まで育成している。 ②「女」である。 ③ スキル 現状全て不明。 上級転職元 魔戦士 主な覚職キャラ アマテス
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/7087.html
ステディ×スタディ 【すてでぃすたでぃ】 ジャンル 恋愛シミュレーション 対応機種 プレイステーション2 発売元 アイディアファクトリー 発売日 2004年3月25日 定価(税抜) 通常版 6,800円 限定版 8,800円 プレイ人数 1人 判定 クソゲー ポイント 薄っぺらいシナリオ展開ばかり既読スキップやCGモードなど未実装無駄なアニメムービーやASVシステム ネバーランドシリーズリンク 概要 ストーリー メインキャラクター 特徴的なシステムなど 問題点 評価点 総評 余談 概要 アイディアファクトリーの男性向け恋愛ゲームブランド「アイエフメイト」の第1作。 パラレルではあるが『ネバーランドシリーズ』の主要キャラである「リトル・スノー」の異世界召喚前である「斉藤小雪」がメインヒロインを務めている。 ストーリー 現代。場所は原宿。少人数制の私立高校「神森学園」。 周りの空気に流されやすい性格の主人公「仲根マコト」は将来、自分が何になりたいかまだはっきり見えていない。 親友の「若林哲」に頼まれて演劇部に入るか、幼なじみの「安倍川望」に半ば強制的に勉強部に入れられるか…。 最初はそれぞれの部に振り回されますが、次第に自分のやりたい事を見つけ、 それを仲間達に支えられながら達成することになります。(IF公式サイトより引用・誤字のみ修正) メインキャラクター 仲根 マコト 主人公。流されやすい性格。密かに詩を書いて自身のホームページに掲載している。 斉藤 小雪 メインヒロイン。教室ではおとなしい姿だが、演劇部では一転して饒舌で情熱的な姿を見せる。 安倍川 望 マコトと中学の3年間同じクラスだった友人で成績は全国トップクラス。勉強部設立のためにマコトを部員に引き入れようとする。 星 玲香 アニメやコミック好きの少女。一方でコスプレ衣装を自作するなど、服飾に関してはプロ並みの知識と技術を持つ。 上原 芽衣 他のキャラに比べてやや控えめな性格。アコースティックギターが趣味で、将来は音楽系の大学に進学して作曲家を夢見ている。 特徴的なシステムなど ASV(around search view)システム 画面上に<<や>>のアイコンが表示されているときには方向キーでその方向に振り向ける。 これによって周りの様子を見たり、どこに視線を向けているかで話の流れが変化することがある。 アニメーションムービーの挿入 ゲーム中短いアニメムービーが流れることがある。OPやEDだけでなくストーリーの最中にもある。 問題点 システムの不備 スキップ機能は既読かどうかを判定しないスキップのみの為、周回プレイの際に少々不便。 ギャルゲー定番のおまけであるCGやBGMの鑑賞機能がない。 存在意義のないASV 話の流れに若干の変化こそあるが、ルート進行のフラグ立てに関係するものはないため、一切無視しても問題ない。 システムが使われる場面もごく僅かであり、同ジャンルのゲームとの無理矢理な差別化を図り、かえって失敗している。 アニメムービーについて 全体的に質が低い。作画崩れや止め絵の多用などが目立つ。 無理矢理な挿入でゲームのテンポを阻害している箇所もところどころある。また、不具合なのかムービー表示中の画面が揺れることがある。 メインヒロインの小雪が棒読み気味。 他のヒロインのセリフなどは特に気になるところではないため、いっそう棒気味であることが際立ってしまっている。 なぜかリトル・スノー役の声優(大本眞基子)とは別の声優である。 CG枚数が少ない。 キャラ1人あたりのCG枚数は8枚ほど。全員分を合わせても40枚に満たない。 また、CG差分も用意されていない。 薄っぺらなシナリオ どのキャラのルートも短く、盛り上がる展開がない。一般的な恋愛ADVで言えば共通ルートの話程度のものしかない。 夏休みについての話がわずか十数行であっさり流されたり、何らかの困難が主人公の発想で即解決するなど読み物としても落第に近い。 キャラによっては、恋愛関係になったのかどうか曖昧なところでストーリーが終わる。 演劇部ルートのクイズがノーヒント エンディング分岐にも関わるクイズが5問出題されるが、演劇に関するやや専門的な内容にも拘らずノーヒントである。 もう一方の勉強部ルートにも同様のクイズがあるが、そちらは一般常識レベルの問題がほとんどであり両者の落差が著しい。 評価点 ゲームの攻略そのものは楽である。 複雑なフラグ立ては特にないため、攻略対象に好かれるような選択肢を選んでいけば特に問題なく進められる。 ただし、前述のクイズに関してのみ難しいと言える。 キャラのグラフィックはそれなりに綺麗である。 OPやEDのテーマ曲もいい曲に仕上がっている。 総評 特に際立ってクソなところはないが、どこを切ってもダメなところが出てくる金太郎飴のようなクソゲーである。 攻略本のスタッフインタビューでは恋愛ADVというジャンルのノウハウが全く無いなかから開発が進められたことが明かされており、このような帰結は当然とも言える。 アニメムービーやASVといった無理矢理な差別化からも手探り状態で作られたことが窺えるというもの。 慣れない・ノウハウのないことを無理にやろうとするとどういう結果になるかを教えてくれるゲームである。 余談 冒頭の公式サイトからの引用であるが、「安倍川望」が「安倍川聖」と誤記されていた。これもIFクオリティというべきものか。